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2016年11月 8日 (火)

ウォール街の債券トレーダーと投資銀行バンカーにとって、年末のボーナス見通しが改善

 

 報酬コンサルタントの
   ジョンソン・アソシエーツ
は7日に発表したリポートで、債券セールス・トレーディング担当者のボーナスは前年比で最大でも10%の減少、場合によっては前年水準を維持する可能性もあることを明らかにした。
 8月の時点では10-15%減、5月には最大20%減を予想していた。

  

 債券と株式の引き受けを手掛けるバンカーのボーナスは前年比10-20%減と見込まれている。
 なお、これも8月時点での15-25%減予想から改善している。

 また、合併の助言をするバンカーは5-10%減と予想され、8月には最大15%の減少が見込まれていた。

 状況の改善を予測するリポートは、各社経営陣がそろそろボーナスについて決め始める時期に出された。

 金融関係の分野で働く従業員がボーナスについて通知を受けるのは通常12月か翌年の1月。

 ボーナスに関する協議は数カ月前から始まっている。

 

大手投資銀行の債券トレーディング収入は今年1-3月(第1四半期)に金融危機以降で最悪だった。その後、2四半期連続で回復した。  

 報酬全体は前年比で5-10%減少する見込みでボーナス予想は投資銀行やプライベートバンク、プライベートエクイティ(未公開株)投資会社やヘッジファンドなどの資産運用会社が対象という。

 なお、金融サービス業界で唯一の明るいスポットとしてははリテールおよび商業銀行で、同分野では前年並みから5%増が見込めるとのこと。

 

 ジョンソン・アソシエーツの創業者
   アラン・ジョンソン氏
は発表資料で、ボーナスが増えると期待するには少なくとも、あと1年待たなければならないだろうとコメントした。

 

   

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