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2016年11月25日 (金)

トルコ中央銀行が金利引き上げ

 

 トルコ中央銀行は通貨リラの急落とそのインフレへの影響を考慮し、予想に反して
   1週間物レポ金利
   翌日物貸出金利
を引き上げ、借り入れコスト引き下げを求める政治的圧力に逆らった。

 この利上げは約3年ぶりで、リラは米ドルに対して上昇した。

 24日の発表によると、中銀は1週間物レポ金利を0.5ポイント引き上げ8%とした。
 上限金利の翌日物貸出金利は0.25ポイントの引き上げで8.5%とした。

 

 トルコでは7月15日のクーデター未遂に加え世界的な市場の波乱でリラは下落し過去最安値を更新している。

 輸入物価の急騰となってインフレは加速していた。

 中銀は景気てこ入れを求めるエルドアン大統領の非常事態宣言後に続く、世俗派の大弾圧など政府の圧力の下、翌日物貸出金利の引き下げを続けていた。

 

エルドアン大統領は23日、金利低下はまだ不十分との考えを示していたため、この圧力を跳ね返した形だ。

 
 

ひとこと

 権力奪取を狙ったイスラム原理主義的な思考の強いエルドアン大統領の政権の圧力は世俗派の大弾圧となってトルコ社会を覆っており、経済的な混乱を引き起こすことで権力基盤を強化することを目論んでいるような動きがみられる。

 
 
   
  
   

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