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2016年11月11日 (金)

保有していた金 を全て売却、世界の債券についてのポジションもショート

 

 資産運用会社デュケインキャピタルマネジメントの創設者で資産家の
   スタン・ドラッケンミラー氏
は、米大統領選挙の開票が進んでいた8日夜、保有していた金を全て売却、米国の経済成長の加速と金利上昇の見通しに賭け、世界の債券についてのポジションもショートにしたと10日のCNBCとのインタビューで語った。

 同氏は5月に、金への資金配分を高くしていると述べ、株式の強気相場は行き着くところまで行き着いたと語っている。

 金相場は過去2年で約10%上昇してきたが、米大統領選挙を受けて勢いを失ったと判断。
 なお、投資家の目は米金融政策に向き、12月の利上げ観測が強まっており商品市場への資金シフトは細る可能性が高い。

 

 なお、同氏は米大統領選挙についていずれの候補への支持もこれまで表明していなかった。

 トランプ次期政権が規制緩和と「真剣な」税制改革をもたらし、成長を加速させることを楽観していると述べ、これらの利点は保護主義的な貿易政策に関する懸念を上回るものだとの見方を示した。

 オバマ政権では、この4年間は『規制緩和と税制改革を試みることはできないのか』と問いかけ続け非常にストレスがたまったと語った。

 また、米経済には規制が多過ぎると主張した。

 

 トランプ大統領の下、財政赤字は拡大するだろうが、自身の債券投資はそれよりも成長加速見通しを反映していると分析するとのこと。

 

米、英、ドイツ、イタリア債をショートにし、「株式市場で成長に反応する分野」および特に対ユーロでドルを選好して投資するとのこと。

 新大統領が
   所得の不平等
を是正できるならば、米国の政治的な分断は今が頂点となり、加速傾向をたどることはないだろうとの認識を示した。

 
 
    

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