« 債券市場の買い手は中央銀行が主力 | トップページ | 政策金利据え置きを決定 »

2016年11月 2日 (水)

省エネ車は好まれない(米国)

 

 10月の米国自動車販売は各メーカーとも減少した。
 ただ、引き続き米経済を下支えする
   健全な水準
で頭打ちとなったとの見方を裏付ける内容となった。

 2015年10月は販売台数が同年で最も多い月となっていた。
 営業日数も今年より2日多かったため、今年は前年との比較が難しい状況となった。

 ゼネラル・モーターズ(GM)は前年同月比-1.7%の減少でアナリスト予想(6.9%減)ほど落ち込まなかった。

 

一方、トヨタ自動車は8.7%減と、市場予想を上回る落ち込みとなった。
 また、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と日産自動車も減少した。 

 なお、フォード・モーターの発表はずれ込んでおり、今週末までに予定されている。 

 

ひとこと

 景気回復で懐具合が良くなっている米国民だが、ガソリン価格の下落で省エネ車やりも大型車が良く売れている。
 利益率の低い省エネ車に依存しすぎている日系企業は収益の増加が限定的だ。

 所詮、米国では一時的な嗜好の広がりでしかすぎず、狭い範囲の技術力に過信しすぎて利益を台数の量で稼いで日本人の労働の価値を低くしている。

 薄利多売を信奉する姿勢の愚かな経営者の姿が垣間見られる。
 売れる技術・デザインを重視したうえで利益をより高くする姿勢が経営者としては必要である。

 何ら脈絡もなく、計画的に部品価格を引き下げる圧力で品質の悪い素材を使うことでリコールを繰り返すような愚かさは止めるべきだろう。
 霞を食べて経営できる企業などいない。

 生産システムの無駄の排除は必要であるが、余裕まで取り除き始めたのが今の日本の企業の実態だろう。
 システム崩壊する思考が国力を低下させる流れを作り出しつつある。

 
 
    

« 債券市場の買い手は中央銀行が主力 | トップページ | 政策金利据え置きを決定 »

コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 省エネ車は好まれない(米国):

« 債券市場の買い手は中央銀行が主力 | トップページ | 政策金利据え置きを決定 »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ