成果を焦りすぎか?非公開の「写真」が米国内で政治問題化し始めている。
ニューヨークで17日に行われた安倍晋三首相とドナルド・トランプ次期米大統領の初会談に、トランプ氏の
政権移行チーム
にも参加する娘のイヴァンカ(Ivanka Trump)さんも同席していたことが判明した。
米国内で問題視されているトランプ氏の家族が政治運営へ及ぼす影響が改めて浮き彫りになった。
この会談はトランプ氏の自宅であるマンハッタンのトランプタワーで、報道陣に「非公開」で行われたが
日本政府が公開した会談時の写真
で、豪華な大広間で行われた会談にイヴァンカさんも同席している様子が確認された。
またイヴァンカさんの夫で、不動産・出版事業を手掛ける
ジャレッド・クシュナー氏
(Jared Kushner)
も会談に同席しており、安倍首相と立ち話をしている様子も捉えられており、今後米国内で政治の私物化という視点から問題が拡大することも考えられる。
イヴァンカさんとクシュナー氏夫妻は共に35歳、11月8日の米大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官を破って世界に衝撃をもたらしたトランプ氏の助言者として、2人は存在感を強めている。
ひとこと
イヴァンカさんのブランド品を
政治の舞台
を利用して売り込もうとしているとして米国内で批判にさらされている状況を考えておく必要があるが、メディアへの非公開の会談の写真を出したのは戦略的なものなのか?
海外メディアではこの写真が政治問題の火種になりかけている。(関連記事)
次期大統領に選出されたドナルド・トランプ氏の娘イヴァンカさんが、父親とテレビ番組に出演した際に身に着けていたゴールドのブレスレットの宣伝メールをめぐるスキャンダルを意識していれば問題となる写真などは公表はしないのが友好的な政治だが。(関連記事)
トランプ氏は来年1月20日の大統領就任に向けた政権移行チームにイヴァンカさんら成人した実子4人を政権移行チームの執行委員のメンバーに加えており、執行委員16人中4人を自身の子息で埋めたため私益的なものとして注目を浴びている。
日本へのビジネス的な優遇を私的な分野で求める意図があるように見られる可能性もあり、トランプ次期大統領の支持者では100万人もヒラリー氏に投票した国民が多かったという事実から抗議行動が激化している中でのノー天気な外交が及ぼす災いとならなければいいのだが...
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