歴代最低の事務総長の評価だが?「問題山積」無念にじむ?
韓国出身で12月末で退任する国連の
潘基文事務総長
は16日、国連本部で最後の記者会見に臨んだ。
シリアをはじめ各地で紛争が続く現状に懸念を表明した。
国際的な結束の欠如は明白だと批判したが、実力不足は棚の上にあげた無責任な発言だ。
後任や加盟国に
多くの未解決の問題
を残すのは残念だと無念をにじませた。
また、韓国大統領選への出馬に関しては、帰国後に検討する考えを示した。
特に情勢が深刻なのは、シリアと南スーダンと指摘した。
また、シリアは今や地獄と同義と表現したが、安保理を念頭に、各国が対立して問題が停滞している現状を批判し、自らの関与不足も明らかにしないまま責任を他人に押し付けた形の発言に終始した。
南スーダンについても「ジェノサイド(大虐殺)」のリスクを改めて警告したうえ「制裁措置」を含め、安保理がより連携し、行動することを求めると念押してみせた。
優先順位が本末転倒なことばかりが目立ったが、「悔やまれる面の方が大きい」と在任10年を振り返りつった。
成果として、2030年までの開発目標「持続可能な開発のための2030アジェンダ」策定や、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」締結を挙げたが、根拠や数値の曖昧さが残るもので優先順位が直接的な人道被害の大きさから比べれば行為のものばかりが目立った。
記者から韓国大統領選出馬について問われると、「(退任後に)休みを取った後、韓国に戻り、できるだけ多くの政治家や友人らに会い、国のためにできる最善のことを真剣に考えたい」と述べた。
ひとこと
優先順位が重要度からいえば低いものばかりが目立ち、韓国政府等に有利に働くような方向の取り組みが多かったように見える。
本末転倒も甚だしく、歴代国連事務総長の中でも評価は最低ランクのものだろう。
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