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2016年12月26日 (月)

歴史認識を問いただす公開質問状?

 

 安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾訪問に関し、日米の学者ら約50人が25日、首相あてに
   歴史認識
を問いただす公開質問状を出した。

 

 安倍首相が国会答弁で「侵略の定義は定まっていない」とした真意や、真珠湾のみならず、中国や朝鮮半島、アジア諸国の犠牲者も「慰霊」する意思があるのかをただしている。

 この公開質問状を出したのは反権力的なモノが多い映画監督
   オリバー・ストーン氏
や、法学者の
   リチャード・フォーク・プリンストン大名誉教授ら計53人。

 質問状では「日本が攻撃した場所は真珠湾だけではない」と指摘したうえで、安倍首相が2013年の国会答弁で「侵略の定義は定まっていない」と主張したことにも言及した。

 また、「連合国およびアジア太平洋諸国に対する戦争と、対中戦争を侵略戦争とは認めないということか」と問いただした。

 26日からの首相のハワイ訪問に関し、「中国や朝鮮半島、他のアジア太平洋諸国、他の連合国における数千万にも上る戦争犠牲者の『慰霊』にも行く予定があるか」とも質問している。

 

さらに日本の「侵略的行為」や「植民地支配」についての首相の歴史認識もただした。

  
  

ひとこと

 米国がスペインとの戦争で確保したフィリッピンにおける虐殺行為や英国がインドを支配する際におきたセポイの反乱で行った木製砲弾を使用した公開処刑、ビルマでの植民地政策で土地を取り上げパキスタンからロヒンギャ族を入植させたり、インドネシアの植民地化でインド人を大量に送り込んだことなど問題とすべきだろう。

 こうした歴史上の問題は、その起きた時点での思考を考える必要があるが、ある時点で考えるのは認識を誤らせるものであり、より長い時間軸と広い地域で物事を考える必要があるもので単純化した「質問状」などはほとんど意味がないものだろう。

 ただ、政治家としてこうした問題を引き起こすといったことすら読めない首相の資質が問われているともいえる。


 
      

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