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2016年12月 4日 (日)

米ドル高が一段と進行すれば、中国からの資本流出が加速する可能性

 

  中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は低迷する中国経済への打開策がなく既に8年ぶりの安値圏にある人民元の動向に頭を痛めているという。

  

 中国では個人による外貨両替を年5万ドル(約570万円)に制限している。
 ただ、年が明けると再び上限まで両替できるようになり、資本流出圧力が一段と強まる恐れがある。

 約14億人に上る中国の総人口の1%がこの上限を使い切っただけでも
   約7000億ドル
が流出する計算となり、元安をもたらした今年1-10月の資本流出額である6200億ドルを上回る規模だ。

 中国の中間層や富裕層は人民元下落で対米ドルで目減りする資産を守るため、他通貨への両替を進めている。
 こうした動きは元の下落圧力に拍車がより強く掛かっている状況だ。

 米国の金融当局が追加利上げに踏み切り、米ドル高が一段と進行すれば、中国からの資本流出が加速する可能性がある。

 
   
   

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