日英の共同研究で世界最高水準の戦闘機ミサイルを開発
日本政府が、英国と進める戦闘機の
次世代ミサイル技術
の共同研究
「JNAAM」(ジョイント・ニュー・エアトゥエア・ミサイル)」
を平成29年度に完了させる方針を固めた。
日英の高い技術の組み合わせで世界最高水準のミサイルを開発できるとの報告書をまとめることも判明した。
それを受け共同開発に移行するか政治決断が焦点となる。
共同開発が実現すれば米国以外では初めての事例となり、米国との距離感が近づきすぎている状況を変えることが可能となる。
日本政府は26年7月、国家安全保障会議(NSC)で共同研究を承認した。
武器輸出三原則に代わる防衛装備移転三原則に基づき、NSCが共同研究の可否を判断した初の事例で、同年11月から共同研究に入った。
JNAAMの基礎は、英国やドイツ、フランスなど欧州6カ国が共同開発した
空対空ミサイル「ミーティア」
で、それに航空自衛隊のF15戦闘機に搭載される同ミサイル「AAM4」の技術を組み合わせるもの。
ミーティアは高速を維持するエンジンが特長で、射程の長さは同じ種類のミサイルの中で随一とされる。
しかし、目標への誘導能力が低く性能はいまいちの代物。
日本が保有するAAM4の技術は艦艇など大型装備に搭載されるレーダーを備え、目標の探知・追尾能力に優れている。
脅威となる対象や実戦シナリオを想定したシミュレーションの結果、技術の組み合わせによる効果は極めて大きく、性能は世界最高水準に達する見通しが立ったもの。
こうした技術を活用して共同開発が実現すれば、戦闘機パイロットはより早い段階で、より遠方からミサイルを発射でき、命中精度も高まることになる。
敵の戦闘機との距離を縮めなくて済むため、敵の攻撃を回避しやすくなる利点が高いためパイロットの消耗が防げることになる。
空自では42機を導入する最新鋭ステルス戦闘機F35に搭載することが見込まれている。
中国軍の周辺国への脅威は増加しており、難癖をつけて強行突破を目論む姿勢が背ン名となっている、
中国は尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で28年6月、戦闘機が空自戦闘機に攻撃動作を仕掛け、12月には艦載機の殲(J)15を搭載したポンコツ空母「遼寧」が同県の宮古海峡を通過し、初めて西太平洋まで進出した。
JNAAMが開発されれば抑止力と対処力が強化されるが、中国やロシアの影響を受けている与野党の政治家やマスコミなどが規制緩和、行政改革と同じように日本の防衛システムも丸裸にさせるため「平和」という名目を御旗に文句をつけ先延ばしにして良く可能性があり、生産性を意図的に悪くさせて高いコストの代物といったレッテルを張る可能性が高い。
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