インフレへのリスクバランスは転換しつつある
欧州中央銀行(ECB)は19日
量的緩和(QE)プログラム
の下での債券購入について昨年12月の決定通りで継続することを決め、インフレの回復が持続するかを見極める姿勢を明らかにした。
政策委員会では先月の決定を再確認した。
月々の購入額は4月以降、600億ユーロ(約7兆3300億円)と3月までの800億ユーロから減らすとのこと。
政策金利の据え置きも決めており、リファイナンスオペの最低応札金利はゼロ、中銀預金金利はマイナス0.4%で維持する。
ドラギ総裁は前回の決定後
デフレの脅威
はほぼ去ったと言明した。
ユーロ圏のインフレ率には回復の兆しが見られ
クーレ理事
も先月、インフレへのリスクバランスは転換しつつあると発言した。
昨年12月のインフレ率は1.1%と前月の2倍強だった。
なお、ECBはインフレ目標を2%弱として目指している。
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