アカデミーがトランプ大統領によるイスラム圏からの入国禁止措置を批判。
米国のアカデミー賞を主催する
映画芸術科学アカデミー
は28日、トランプ大統領によるイスラム圏からの入国禁止措置に対し、ノミネート作品のイラン人監督らが2月の授賞式に出席できないと抗議、撤回を求める声明を発表した。
この大統領令により、イラン映画「セールスマン」の
アスガル・ファルハーディー監督
や出演者が入国できなくなる恐れがある。
憲法で保障されている権利が、宗教や出身国によって入国を禁じるのは極めて問題だと非難した。
「セールスマン」は外国語映画賞にノミネートされている。
なお、主演したイランの人気女優
タラネ・アリシュスティさん
は26日、トランプ氏を「人種差別主義者」と批判し、授賞式をボイコットすると表明していた。
ハリウッドではトランプ大統領の
移民政策
に批判が噴出している。
なお、米同時テロ実行犯は今回の入国禁止の7カ国の出身者ではなくサウジアラビア等であったこともありトランプ氏の矛盾が明らかになった。
ひとこと
勝手気ままな民間企業の社長であれば会社を潰すのも自由だが、国家を運営する者としては欠陥的な性格が影響しており、米国の経済を崖っぷちまで追い込みかねない状況にあるようだ。
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