米国の大統領の選挙戦に影響を与える工作
米国の情報機関を統括する国家情報長官室が6日、米国の大統領の選挙戦に影響を与えるため、ロシアによる
サイバー攻撃
逆情報を流す活動
をプーチン大統領自身が指示していたと結論付ける報告書が公開された。
報告書ではドナルド・トランプ氏の勝利を望む「はっきりした傾向」が示されたと指摘した。
公表した報告書は、「プーチン大統領とロシア政府が
クリントン前国務長官
の信用を傷つけ、トランプ氏と比べて
公に悪い印象
を与えることによって、トランプ氏が選挙で勝つチャンスを可能な限り広げることを望んでいたと評価した。
3つの情報機関全てがこの判断に同意しており、特に米中央情報局(CIA)と連邦捜査局(FBI)は強い確信を持っていると説明した。
トランプ次期米大統領はこの日、民主党のコンピューターへのハッキングと、同党の大統領候補だったクリントン氏を傷つける電子メールを流出させた責任がロシアにあるとの調査結果の説明を受けるため、ニューヨークで米国情報機関のトップらと会談した。
米情報当局の報告書は、その直後に公表されたもの。
なお、トランプ氏はかねてよりサイバー攻撃の陰にロシアが存在するという結論を疑問視しする発言を繰り返してきた。
米情報機関は
投票自体への不正介入
を裏付ける証拠がないことは認めた一方で、「2016年の選挙結果にロシアの活動が与えた影響については評価を下していない」としている。
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