厚生長官就任を52対47で承認
米国議会上院は
トム・プライス下院議員
の厚生長官就任を52対47で承認した。
厚生長官の承認ではカーター政権以来の僅差。
この先、プライス氏は医療保険改革法(オバマケア)に代わる法制度を整備する共和党の取り組みを率いることになる。
米国の医療保険制度について政府の関与を抑え
自由な市場
に任せるべきだとのプライス氏の見解に加え、同氏が
高齢者向け医療保険制度(メディケア)
をバウチャー方式として民営化しようとした過去の経緯から、民主党は同氏の指名に反対していた。
ただ、医療に関する法制定に携わりながら関連企業の株式を購入したことについての疑惑も解消していない。
共和党のオリン・ハッチ上院議員(ユタ州)は整形外科医であるプライス氏について「さまざまな場で20年にわたり医療に従事し、米国の医療システムについて幅広い知識がある」と評価した。
民主党のパティ・マリー上院議員(ワシントン州)は「プライス氏が厚生省を率いることが米国民のためになるとは思えない」と論じた。
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