マクロン前経済相とバイル氏が共闘
フランス大統領選挙の無所属候補
マクロン前経済相
は22日、パリでの記者会見で4月の第1回投票で穏健派の票が割れることを避けるため、同じ中道の
フランソワ・バイル氏
との共闘に合意したことを明らかにした。
バイル氏は先に「非常に危険な状況にあり、このような状況では例外的な対応が必要だ」とし、「マクロン氏は極めて優秀だ」と述べていた。
フランス南部の街、ポーの市長を務めるバイル氏(65)は2007年の大統領選挙に出馬し第1回投票で18.6%の支持を得たものの、わずかな差で決選投票進出を逃していた。
12年にも出馬したが9.1%に低下し、最近の支持率調査では5%前後にとどまっていた。
混戦模様の今年の大統領選挙では、同じ中道のマクロン前経済相にとって脅威となり得る存在だった。
バイル氏は会見で、「恐らく私が犠牲になるのだろうが、事態の重大さを行動に反映させなければならない時がある。票が割れることは状況を悪化させるだけだ」と語った。
バイル氏の会見を受けてフランス国債は上昇した。
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