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2017年2月15日 (水)

中国とのパイプを北朝鮮が切り捨てた?

 

 韓国の政府消息筋は14日、北朝鮮の故金正日総書記の長男で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄である
   正男(ジョンナム)氏
が13日午前(現地時間)、マレーシアで暗殺されたと明らかにした。

 正男氏はクアラルンプール空港で身元不明の女性2人に毒針で殺害されたとされる。

 

 ロイター通信はこの日、殺害された男性が正男氏であることをマレーシアの警察が確認したと報じた。

 

マレーシア政府筋によると、正男氏は空港のショッピングエリアで倒れ、入国審査を通過できなかった。 

 また、正男氏が搬送された病院の関係者は、死亡した男性が1970年生まれの「キム(Kim)」だと伝えた。

 正男氏がマレーシアを訪問した理由は確認されていない。
 ただ、内縁関係にある女性が同国に居住しているとの説がある。

 

正男氏は2014年1月にもクアラルンプール市内で目撃されていた。

 正男氏は金総書記と
   成恵琳(ソン・ヘリム)氏
との間、正恩氏は金総書記の3番目の日本生まれの夫人の高英姫(コ・ヨンヒ)氏との間に生まれた。

 正男氏は金総書記が故金日成(キム・イルソン)主席から権力を継承した前例に基づき、以前から「皇太子」として帝王学を学んできた。

 1990年に朝鮮コンピューターセンター(KCC)設立を主導するなど、IT・軍事分野の主要ポストを務めた。

 

しかし、2001年5月、息子と2人の女性と共にドミニカ共和国の偽造パスポートを所持し、日本に密入国しようとした。

 しかし、成田空港で摘発され、追放された事件を機に後継者争いから外れた。

 

 2013年12月、親中国派の
   張成沢元国防副委員長
が処刑されてからはシンガポールなど、主に東南アジア諸国で生活していたとされる。

 中国政府はこれまでも北朝鮮の世襲体制を強く批判しており、金正恩政権が発足してからは正恩氏が自身の偶像化の障害となる異母兄を暗殺した可能性がある。

 ただ、韓国の外交部は正男氏の殺害説について、現状では「確認できない」としている。
 統一部の関係者によれば「金正男関連の諜報」は把握しているだろうが、確認中であったとしても内容をメディアに伝えることで諜報網の存在が北朝鮮側が知ることとなり、関係者の粛清を引き起こしかねないため話すことは難しいだろう。

 韓国の警察は正男氏の殺害を機に、国内に居住する北朝鮮脱出住民(脱北者)への身辺警護を強化する方針。

 
 

ひとこと

 固定燃料によるミサイルの実験に自信を持った可能性が高い。
 中国、ロシアも北朝鮮が敵と見なす可能性が高まった。
 軍事技術の確保で中国政府が北朝鮮首脳の首の据替に動くリスクを排除した可能性がある。

 
   

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