トランプ政権の政策の影響で輸入で駆け込み需要が急増
米国商務省が7日発表した
1月の貿易収支統計
によると、財とサービ スを合わせた貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)は
485億ドル(前月比+9.6%)
と、2012年3月以降で最大を記録した。
この赤字額は事前調査のエコノミスト予想と一致した。
1月の輸入額は2406億ドル(前月比+2.3%)と、15年3月以来で最大の伸びとなった。
輸入額は14年12月以来の高水準だった。
特に自動車・同部品の輸入が過去最高となった。
このほか、石油製品の輸入も2年ぶり高水準だった。
輸出は1921億ドル(前月比+0.6%)にとどまった。
国別貿易収支(季節調整前)は対中国が313億ドルの赤字(前月 278億ドルの赤字)へと赤字幅が拡大した。
また、対メキシコは39億ドルの赤字で、赤字幅は15年7月以降で最も小幅となった。
国内総生産(GDP)の算出に使用されるインフレの影響を除いた 実質財収支の赤字は
653億ドル(前月 620億ドル)
に拡大した。
« トランプ政権の政策に懸念 | トップページ | メキシコ国境に壁を建設し不法移民の取り締まりを強化するため、最大66億ドル(約7520億円) の予算を求める準備を »
「出来事」カテゴリの記事
- おかしなロジック(2021.01.02)
- 新型コロナウイルス危機が経済の変化を加速(2020.07.14)
- インド企業と英国政府が勝利(2020.07.10)
- 実際のコロナ感染者数は公式発表の50倍超(2020.04.25)
- 政権の信頼性は地に落ちているが、まだ忖度を続ける気か?(2020.04.20)
« トランプ政権の政策に懸念 | トップページ | メキシコ国境に壁を建設し不法移民の取り締まりを強化するため、最大66億ドル(約7520億円) の予算を求める準備を »
コメント