米大統領令の修正版
特定の国から米国への入国を一時的に禁止する米大統領令の修正版は、適用対象国から
イラクが除外
されるとホワイトハウス関係者が未発表の政策決定のため匿名を条件にメディアの取材で話した。
この関係者によると、トランプ大統領による同修正版への署名は当初1日に予定されていたが、3日以降に延期となったという。
イスラム教スンニ派武装過激派組織「イスラム国」掃討における重要な同盟国であるイラクを、入国制限の対象とした1月27日発令の大統領令は、連合軍のイラクを大いに驚かせた。
また、米軍の通訳として働いていたイラク人が空港で拘束されたことなど、協力的なイスラム教徒の米兵等への思慮もない発言が繰り返されたことで米軍内においても大統領令への批判に拍車を掛けていた。
そもそも、原理主義的な思想が強いアルカイダのラビン容疑者など過激派テロリストの多くがサウジアラビア出身者だが、さ宇時アラビアからの入国制限はないといった矛盾がある。
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