最近の「スプレッドの拡大」への影響は限定的
欧州中央銀行(ECB)の
クーレ理事
はパリで講演し、量的緩和(QE)プログラムでの月購入額の減額でECBは「ある程度安心できる」と述べた。
マイナス0.4%の中銀預金金利以下の債券購入によるユーロ圏中核国の2年債利回りとオーバーナイト・インデックス・スワップ(翌日物レートと固定金利を交換する金利スワップ、OIS)のスプレッドの最近の拡大への影響は限定的との指摘した。
また、過剰流動性の増大とECB預金ファシリティを利用できない投資家が安全で流動性の高い保管場所を求める需要が最近の展開の大きな原動力だったとみられると分析した。
« 大法螺吹きな論調ばかりだ | トップページ | 米国自動車産業は崩壊しかねず。 »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
コメント