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2017年5月22日 (月)

#投資でのトランプ効果は山を越えて失速しつつある

 

 持株会社アイカーン・エンタープライズの創業者で資産家の
   カール・アイカーン氏
は米国大統領の
   ドナルド・トランプ氏
の特別アドバイザーを務めながら、投資でのトランプ効果を失いつつあるという。

 選挙戦当初からトランプ候補を支持してきたアイカーン氏が保有する株式ポートフォリオでは、大統領選以降のパフォーマンスがS&P500種株価指数をわずかに上回る程度となっている。

 昨年のクリスマスまででは、同指数に対するリードは16ポイント超に拡大していた。

 期待して就任したトランプ大統領の誕生から2カ月が経過するまでに、そのリードはほぼ消失してしまった。

 

 アイカーン氏のポートフォリオのリターンは、大統領選から5月18日終値までの時点で13%だった。
 これに対しS&P500種は12%と肉薄してきている。

 

 米証券取引委員会(SEC)への届け出では、アイカーン氏のポートフォリオにおけるリターン上昇の大半は、製油会社CVRエナジーの株式によってもたらされた。

 大統領選以降の同社株のリターンは73%に及んだ。

 

この上昇は、アイカーン氏がトランプ政権をうまく導いたことにより、同氏の投資にとってマイナスな
   環境保護局(EPA)の規制
を変更させられるとの楽観的な見方が背景にあった。

 アイカーン氏のポートフォリオ悪化が顕著になり始めたのは2月6日、レンタカー会社
   ハーツ・グローバル・ホールディングス株
の影響が大きい。

 同株は大統領選以降に66%下げ利益を蝕んだ。

 

 トランプ氏の政策の多くが米国の法律に抵触している可能性が出ており、米国内の対立関係が精鋭化している。

 ロシア問題については司法省が特別検察官の任命で捜査も本格化していくことになっている。

 

 アイカーン氏によるあからさまなEPA規制批判は
   利益相反
に相当するとの疑念も浮上し、問題化する可能性もある。

 

 5月15日付の届け出によれば、3月31日時点でアイカーン氏のポートフォリオに含まれる銘柄はこのほか、シェニエール・エナジー、ビジネスサービスプロバイダーのコンデュエント、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)などという。

 

一方で製薬会社アラガンや音声認識ソフトメーカー、ニュアンス・コミュニケーションズの株式は売却されていた。

 
    

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