解任した直後、2人の会話を録音したテープの存在を自ら否定?
米国の大統領
ドナルド・トランプ氏
は9日、ルーマニアのヨハニス大統領と共にホワイトハウスで開いた記者会見で、解任された米連邦捜査局(FBI)の
コミー前長官
は議会証言でうそをついており、コミー氏に
忠誠を誓う
よう要請したことはなかったと、宣誓した上で証言する用意が「100%」あることを明らかにした。
さらに、トランプ氏はコミー氏をほとんど知らず
忠誠を誓ってほしい
と言うことはないと強調した。
トランプ大統領はコミー氏の証言によって、自分自身が
大統領選を不正に操作
するためにロシア政府と結託したこともなければ
連邦当局の捜査を妨害
したこともなかったことが示されたと主張した。
トランプ氏はコミー氏を解任した直後、2人の会話を録音したテープの存在をにおわせるコメントをツイッターに投稿したが、この日の会見ではテープはないことを示唆しており、虚言が多く真実をへし曲げる傾向がこれまでも多く見られ信頼性に乏しい発言を繰り返す大統領であることを自らの発言で露呈する傾向にあるようだ。
なお、コミー前長官は8日、米国議会上院情報特別委員会で2016年米大統領選へのロシアの関与疑惑を巡る捜査をトランプ氏が抑え込もうとしたかどうかについて証言を行った。
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