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2017年6月28日 (水)

米経済年次審査報告(IMF)

 

 国際通貨基金(IMF)は27日に米経済年次審査報告を発表した。
 西半球局のアレハンドロ・ウェルネル局長はワシントンでの記者会見で、全般的な不確実性を踏まえて米経済予測を引き下げ、米国大統領
   ドナルド・トランプ氏
の政権が推進する
   減税
   インフラ支出の拡大
で成長が押し上げられるといった従来予想に組み込まれていた
   財政面の刺激策
を除外したと説明した。

 これによりIMFは2017年の米経済成長率予測を2.1%と、4月時点の2.3%から0.2ポイント下方修正した。
 また、18年の成長率予測は2.1%と前回の2.5%から0.4ポイントに引き下げた。

 米国経済には人口の高齢化から
   生産性の低い伸び
に至るさまざまな問題があり、労働市場が
   すでに完全雇用に復帰
した状況でトランプ政権が目指す年間3%の成長は難しいだろうとの判断を示した。

 ホワイトハウスの予算案では、2020年までに経済成長は3%に加速し、その後7年間ペースを維持する楽観的な見通しが前提となっている。

 IMFは27日の声明で、米国経済について「成長重視政策が理想的な組み合わせになったとしても、それによる成長への寄与は予算案で前提とされているものを下回る可能性が高く、実現にかかる時間も長い」と指摘した。

 また、米経済は事実上、完全雇用の状態だとIMFは評価している。

  

 トランプ政権の政策によって今より高い成長率を実現し維持するには
   潜在的な成長軌道
を押し上げる必要があるだろうと分析した。

 
   

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