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2017年7月26日 (水)

総合格闘技(MMA)を戦う動画が物議

 

 中国で、親を亡くした12歳の少年2人が檻の中で
   総合格闘技(MMA)を戦う動画
がソーシャルメディア上で拡散し、レンガ工場における奴隷問題と同じく、共産主義国家の欺瞞ともいえる社会環境が問題視され波紋が起きている。

 報道によると、同国南西部の四川省成都にある総合格闘技クラブでは、親を亡くした幼い子ども数百人を養子として養育するとともに格闘家としてのトレーニングを受けさせている。

 中国の民間動画ストリーミングサイト「梨視頻(Pear Video)」で配信された短いドキュメンタリー動画が社会的問題として注目を浴びている。

 動画で葉小学生ほどの年代の少年2人が八角形の鉄製のおりの中で
   激烈な戦い
を繰り広げる様子が捉えられていた。

 一方の少年は相手の少年をノックダウンすると、マット上でうずくまる相手の頭部や体をさらに何度も殴りつけている。

 傍らではビキニのトップスとジーンズのショートパンツを着たモデルたちが声援を送り、マイクを持った男が少年たちは
   「自らの運命のために戦っている」
と叫んで観衆を煽る映像だ。

 このドキュメンタリーの中で総合格闘技クラブの創設者は、孤児を管轄する中国共産党政府民生部の地方支所が子どもたちを連れてきたと語った。

 また、クラブの子どもたちの大半は、中国政府が併合したため、反政府活動が起きている地域のチベット族などを含む中国の少数民族の出身ばかりだという。

 問題の根本的な部分を棚上げにし、国営紙・新京報は、このクラブが児童を搾取しているとして非難した。
 また、厳しいトレーニングを受けたり、激しい試合で争ったりしている子どもたちが、法に基づいた教育を受ける権利を享受しているのだろうかと疑問を呈した。

 一方、中国版ツイッターの「ウェイボー(微博、Weibo)」ではこの問題について激論が交わされた。

 あるユーザーは「未成年者を勧誘し、報酬を奪いつつ、興行に出演させること、しかも暴力的な興行に出演させることは違法だ」と批判した。

 だが別のユーザーは、このクラブがなければ、少年たちは路頭に迷い、犯罪に手を染めるかもしれないと擁護した。

 ドキュメンタリーの中である14歳の少年は、安全でしかもきちんと食事ができて幸せだと述べている。

 なお、この少年は「食べ物、服、住むところ、何でもある。ここの食事は(自分の家よりも)ずっとましだ。家ならばジャガイモしか食べられないが、ここには牛肉も卵もある」と語った。

 ただ、少数民族の孤児に対する中国政府の取り扱いがそもそも問題ともいえる。
 孤児を作りだす、少数民族への弾圧や文化の破壊ともいえる漢民族への習慣の押し付けなどだ。

 2015年末時点での中国の孤児は50万人とされる。
 このうち20%以下の子どもは国が養育を受け持ち、わずか5%が養子となっている。
 ただ、その他の子どもたちについては定かでないという。

 共産主義国家の実態は劣悪な環境を共産主義者以外の民族や国民に押し付け、黙らせる政治体制であり、自由は共産主義者の幹部が享受する社会システムということだろう。
 犯罪に走らせる社会環境が政治思想と絡み合わせて注目する必要もあるだろう。

 そもそも、黒社会がイデオロギー的に言えば存在し亡いはずの中国では非合法な部分の汚い仕事をさせるために存在させている事実がある。

 まやかしのイデオロギーで夢見る愚か者は政治体制が変われば、粛清の対象になるのはソ連や中国、キューバなどきょう産主義国家の政治体制が固まるなかで起きた事実を考えれば明らかだ。

 
    

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