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2017年7月21日 (金)

#ブラック企業から人材を囲い込めば自然淘汰が起きるだけ。

 

 求人情報会社の「リクルートジョブズ」が首都圏や関西、それに東海の3大都市圏を中心に、企業がアルバイトやパートを募集する際の時給を調査した。

 日本の景気回復に伴い非正規従業員の減少から
   人手不足の深刻化
を背景に、企業がアルバイトやパートを募集する際の時給が先月、首都圏など3大都市圏の平均で1012円と、過去最高になった。

 この調査によると先月は3大都市圏の平均で去年の同じ月より24円、率にして2.4%増え1012円となった。
 これは平成18年1月の調査開始以来、最も高い。

 

 地域別では、首都圏が1051円で最も高く、次いで関西が974円、東海が952円であった。

 また、職種別に時給の伸びを見ると、コールセンターや経理のスタッフなどの「事務系」が40円、率にして4%増えて1049円となった。
 このほか、飲食店の従業員の「フード系」が24円、2.6%増えて978円となった。

ひとこと

 調査によれば景気回復に伴う人手不足からアルバイトの時給を頻繁に上げる企業が増えており、ブラック企業にイメージがある外食産業では社員の退職が増えており、待遇の改善のための休日を確保する必要があるため、アルバイトの採用を増やす動きが強まっている。

 このため、時給の上昇傾向は当面、続くと見られるが薄利多売の戦略の分岐点が近づいてきているようだ。

 ブラック企業からの人材の流出が増加し、新規に入社する労働者は少なくなってきている。

 当然、賃金の引き上げで労働力を確保する戦略になるが、労働者を消耗品として使い捨てにしてきた運送業や飲食業、コンビニなどへの労働者の就労は少なく、逆に、安定した労働環境を求める労働者の流出が起こるだけだ。

 業務の増加で人手不足が起きている優良企業は不満に思って転職してきた労働者から情報を集め、ブラッキーな経営者の企業から労働力を引き抜く方が簡単だ。

 当然、人材を引き抜かれた企業は業務多忙となりさらに労働環境が劣悪になるため、不満が増加することになる。請け負った仕事も出来ず長時間労働を強いて乗り切ろうとする悪循環が引き起こされる。

 ブラック企業の自然淘汰が起きている現実は既にあちらこちらで見られる現象であり、ブラック企業が少なくなる兆候をメディアも報道することだろう。

 
  

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