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2017年8月19日 (土)

K-9自走砲の射撃訓練中に爆発事故(韓国)

 

 韓国中部戦線最前方での
   K-9自走砲
の射撃訓練中に発生した18日の爆発事故の死亡者が2人に増えた。

 事故は18日午後3時19分ごろ、鉄原郡葛末邑芝浦里の陸軍部隊の射撃場でK-9砲射撃訓練中に発生した。

 当時、部隊では約10門の砲射撃訓練を行ったいた。
 このうち5番目の自走砲で事故があった。

 事故が発生した火砲には安全統制官2人を含む計7人が搭乗していた。
 一般的に自動装填されるK-9射撃訓練には砲1門あたり砲班長、射手と副射手、1番砲手、操縦手の5人が搭乗する。

 「K-9自走砲」は韓国のWIA社とADDが開発した
   52口径155mm榴弾砲
を装備し、最大仰角70度で発射できる。

 また、砲兵射撃統制システムにより陣地進入から60秒(停止状態から30秒)で射撃を開始し、砲撃開始以後最初の3分間の
   最大連続射撃速度は毎分6発
で、それ以降の長時間連続射撃速度は毎分2発とされている。

 ただ、延坪島での実戦射撃でも射撃開始からの5分間で射撃できた弾数はカタログ上は6発×3分+2発×2分で計22発の発射が可能となってはいたが、1分30秒に1発の割合で、計4発しか射撃できていない。

 朝鮮人民軍の射撃がK9の射撃訓練が終わった時点で射撃を開始したので、当時K9には、装填された弾薬がなかったとの報道がある。

 なお、バースト射撃(15秒に3発発射)した砲弾を同時に着弾させるToT(Time on Target)機能も火器管制装置により可能となっている。

 韓国軍に対する北朝鮮軍のコ
   クサン自走砲(M1978 170mm自走加農砲)
は、5分に1 - 2発程度の発射速度で、着弾位置もピンポイントで打ち込む能力はなく無差別砲撃という。

 北朝鮮の軍事境界線から韓国のソウルまでは40km程度であり、北朝鮮軍は境界線沿いに最大500門の長距離砲を展開している。

 北朝鮮軍が全砲門を開けば1時間でソウルに6000~7000発が着弾することになる。

 砲撃によるソウル市内の建物の10~15%が破壊されるといわれているが、長距離砲に使用する砲弾を長距離砲の近くまで運ぶ段階で米国の偵察衛星が探知するため、実際に砲撃する前に先制攻撃して殲滅することも可能だろう。

 

   

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