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2017年8月19日 (土)

バノン氏が辞任

 

 米国のホワイトハウス(White House)は18日、大統領
   ドナルド・トランプ
氏の首席戦略官・上級顧問で白人至上主義的でもある
   極右思想
で批判を集めていた
   スティーブ・バノン氏
が、同日付で退任したと発表した。

 現地メディア各社はバノン氏が解任されたと報じた。

 サラ・サンダース大統領報道官はジョン・ケリー大統領首席補佐官とスティーブ・バノン氏は、きょうをスティーブの最後の日とすることで互いに合意したと伝えた。

 われわれは、彼の貢献に感謝しており、今後の健闘を祈っていると発表した。

 なお、バノン氏が辞任したのか、解任されたのかは明言していない。

 

 ニューヨーク・タイムズ(New York Times 米紙)はホワイトハウスの発表前に、トランプ氏がバノン氏解任の決断を側近に伝えており、その時期や方法についてはホワイトハウス高官らと協議中だと報道していた。

 トランプ氏は、先週末にバージニア州シャーロッツビルで
   ネオナチ
   白人至上主義者
らが開いた集会で起きた衝突事件について
   反人種差別派のデモ隊
にも同様の責任があったと主張したため、共和・民主両党から批判を浴びている。

 バノン氏は、超保守系ニュースサイト
   「ブライトバート・ニュース(Breitbart News)」
の元会長で、反対勢力から白人至上主義者とのレッテルを貼られていた。

 トランプ政権入りしてからはホワイトハウス内で続く
   権力闘争
の中心人物となったが、トランプ氏はバノン氏に集まる注目にいら立ちを募らせていた。

 また、バノン氏は今週に行った左寄り雑誌
   「アメリカン・プロスペクト」(電子版)
とのインタビューで、北朝鮮情勢について
   「軍事的解決策はない」
と述べ、開戦から最初の30分でソウルにいる約1千万人が
   北朝鮮の通常兵器
で死亡するという難題を一部でも解決しない限り
   「軍事的選択肢などお話にならない」
と一蹴したうえ、北朝鮮の核放棄に向けて軍事力を行使する選択肢を否定した。

 この発言は「軍事的選択肢も排除しない」とするトランプ政権の立場と矛盾するもの。

 

 トランプ政権の北朝鮮政策は、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)、ティラーソン国務長官、マティス国防長官を軸に策定され、政治や軍地的な分野では素人同然ともいえるバノン氏は実質的に「カヤの外」に置かれている。

 バノン氏の辞任は北朝鮮問題についてトランプ氏と異なる見解を表明したことで、大統領の怒りを買ったことも背景にある。

 
     

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