8億8050万ユーロ(約1200億円)の制裁金
欧州連合(EU)はフォルクスワーゲン(VW)のトラック部門
スカニア
に対し、不正に価格を操作していたとして制裁金
8億8050万ユーロ(約1200億円)
を科した。
この談合が指摘された他のトラックメーカーは昨年、価格操作では過去最大となる罰金の支払いでEUと和解していた。
スカニアの制裁金は価格操作で1社が支払う額としては過去2番目の大きさ。
この談合でダイムラーに昨年科せられた10億1000万ユーロに次ぐ金額だ。
EUは昨年、中型・大型トラックの販売で14年間にわたり談合があったとして複数のトラックメーカーに
合計約30億ユーロの罰金
を科した。
なお、スカニアはEUの主張を認めず、この件について38億スウェーデン・クローナ(約530億円)の引当金しか積んでいない。
スカニアの広報担当、カリン・ホルスタン氏はメディアとのインタビューで
価格操作
に関与していないと同社は確信していると発言した。
EUの最終判断で「重大な新情報がない限り」、不服を申し立てる準備をすると語った。
« イラクのクルド自治政府が独立の是非を問う住民投票を実施 | トップページ | 台湾 統一派の活動 が過激化 »
「出来事」カテゴリの記事
- おかしなロジック(2021.01.02)
- 新型コロナウイルス危機が経済の変化を加速(2020.07.14)
- インド企業と英国政府が勝利(2020.07.10)
- 実際のコロナ感染者数は公式発表の50倍超(2020.04.25)
- 政権の信頼性は地に落ちているが、まだ忖度を続ける気か?(2020.04.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント