射程距離を見れば日本全土が攻撃対象になったのは明らか
米国の主要新聞でみる北朝鮮の「火星12」と称される
中距離弾道ミサイル
は北海道上空を通過して約2700キロを飛び、襟裳岬の東の太平洋上に落下したことへの反応は全く異なっていた。
ワシントン・ポスト8月30日付は
「北朝鮮の完全に計算された発射」
という見出しの記事が掲載され、米国の軍事専門家たちの意見の総合として、北朝鮮は今回は慎重にグアム島の米軍基地は狙わないが
日本国内のどこでも標的
としうる能力を誇示したという点を強調した。
つまり、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは日本の上空を通過を事前の通報なく通過させたことで、北側の意図はあくまで
日本を標的
としていることを暗示し、日本国内のどの拠点でも撃てる能力の明示だという解釈が明確に示され、日本の主要メディアの解釈や日本のメディア御用達の軍事評論家の認識を一刀両断した形だ。
ひとこと
日本のメディアに出演している多くの軍地評論家や出演者の発言が問題であり、日本全土が標的になった事実を伝えるべきだろう。
話し合いが単に軍事的な戦略で兵器開発の時間的な余裕を確保するもの敵の相手に対しては無意味である現実を知る必要がある。
単純に平和志向もいいが、相手が聞く耳を持つ場合だけだろう。
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