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2017年9月25日 (月)

軍事的選択肢 を多数持っているという明白なメッセージ

 
 

 米国は23日、北朝鮮の
   核開発計画
に対するけん制の一環として、爆撃機と護衛の戦闘機それぞれ複数機に北朝鮮沖を飛行させた。

 米国と国際社会が北朝鮮の兵器開発計画を阻止しようとする中、米国の爆撃機はこれまでにも同様の飛行を行ってきた。

 これにより既に高まっている緊張はさらにエスカレートした。

 

 米国防総省の
   ダナ・ホワイト(Dana White)報道官
は、今回の飛行は、米国の決意を示すものであり、また米大統領はいかなる脅威も打ち負かす
   軍事的選択肢
を多数持っているという明白なメッセージだと述べた。

 米国には米本土と同盟国を防衛するためにあらゆる軍事的能力を使用する用意があると続け、今世紀に入って北朝鮮の沖合を飛んだ米軍の戦闘機あるいは爆撃機としては、韓国と北朝鮮の軍事境界線沿いの
   非武装地帯(DMZ)
の最も北まで飛行したと強調した。

 ホワイト報道官によると、23日に飛行した機体は米国領グアム(Guam)の空軍基地から飛来した
   複数のB1Bランサー(Lancer)爆撃機
と在沖縄米軍基地の
   複数のF15戦闘機「イーグル(Eagle)」
で構成され、北朝鮮の東岸沖の国際水域上空を飛行した。

 

ひとこと

 北朝鮮との軍事境界線に近接しての飛行により、北朝鮮への攻撃時における防空能力を確認するための事前準備の一つだろう。

 中国やロシアが日本の防空能力の情報を得るために飛来させるのと同じだが、北朝鮮の空軍がスクランブルをかけたのかどうか不明だが、レーダー等の確認は出来たことだろう。

 
    

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