末端価格で3200億円相当の覚せい剤原料を豪で押収
オーストラリア当局は6日、俗に「アイス」や「クリスタルメス」とも呼ばれ、依存性が極めて強い薬物
メタンフェタミン(結晶状覚せい剤)
を生成可能な
液状エフェドリン3.9トン
を押収したと発表した。
メタンフェタミンとしての末端価格で36億豪ドル(約3200億円)相当。
エフェドリンは緑茶ペットボトルの貨物に隠されてタイから密輸されていた。
同国でのエフェドリン押収量としては過去最多。
オーストラリアはメタンフェタミンの使用者1人当たりの消費量が世界で最も多い。
このため、末端価格も急騰しており、組織犯罪が関与する業者からますます格好の密輸先とみなされている状況にある。
マイケル・キーナン法相は、過去3週間にわたって警察および国境警備隊が実施した2回の捜査においても、タイから密輸された石こう容器入りのメタンフェタミン350キロを押収していることを明らかにした。
今回の摘発について、タイ当局から、シドニーに大量の薬物が密輸された疑いがあるとの情報を受け、連携して一斉捜査に踏み切ったという。
当局はエフェドリン密輸に関わっていたとみられる2人を逮捕した。
この被疑者らの国籍は明らかにしていない。
今回押収されたエフェドリンからはメタンフェタミン3.6トンが生成可能だという。
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