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2017年10月 7日 (土)

「嵐の前の静けさ」 と謎めいた発言

 

 米国大統領の
   ドナルド・トランプ氏
は5日、ホワイトハウスで開催された軍幹部らとの会合後の夕食会の冒頭、集まった記者らに「嵐の前の静けさ」と謎めいた言葉を発した。

 米国の大手報道機関CNNによると、会合を終えたトランプ大統領は軍幹部やメラニア夫人らとともに写真撮影に応じていた際に「君たち、これが何を示しているかわかるか?嵐の前の静けさかもしれない」と発言した。

 記者らは発言の意図を尋ね、イランやイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のことを示唆しているのかと質問した。

 それに対し、トランプ大統領は「われわれはここに世界最高の軍人たちを招いている、これだけは言える」と答え、再び意図を尋ねられると「じきにわかる」と述べた。 

 

ひとこと

 真意を明らかにしないのは当然のことだろう。
 軍事作戦を実行するにしても、米国の予算状況から言えば年は越せないのが現実かもしれない。

 北朝鮮政府が崩壊した場合に、国外に流れだす避難民の収容が一番頭の痛い問題であり、中国軍やロシア軍も国境を警戒し、自国内の少数民族に動揺が起こるのを一番恐れている。

 日本海に乗りだして日本に漂着する可能背いはこれからはより少なくなるが、韓国への避難が多くなるだろう。

 北朝鮮への軍事行動を起こすとしても、短時間にソウルを狙う砲撃部隊を沈黙させる必要があるが、砲弾は数千発飛来するのは避けられないのかもしれない。

 気化爆弾で沈黙させるにしても大規模な空爆が必要だが、航空機の移動は目立ちすぎるため、先に察知されかねない。

 宣戦布告という手段をとれば砲弾の雨がソウルに降りかねず、北朝鮮の砲撃や身さいる攻撃を察知し、事前に沈黙化させれば証拠が残らないため北朝鮮支持派による国際的な非難が起きかねない矛盾もある。

リスクをどこに置くかが一番問題だが、遅れることは被害の拡大を意味するものとなる。
 ただ、日本のマスコミや市民団体の中に北朝鮮や中国、ロシアの思惑通りに動く集団もあり取り扱いが難しい問題でもある。

   
   

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