NY裁判所がトランプ大統領のセクハラめぐる訴訟の審理を開始
ニューヨークの裁判所で5日、米大統領の
ドナルド・トランプ氏
からセクハラを受け、後に虚偽の発言で
名誉を毀損されたとする訴訟
をめぐり、この訴えを認めるかどうかの審理が始まった。
トランプ氏側は却下するよう求めている。
訴えを起こしたのはサマー・ザーボス(Summer Zervos)さんで、トランプ氏がかつて司会を務めた
テレビ番組「アプレンティス(The Apprentice)」
に出演していた2007年に雇用機会について話し合うためとしてビバリーヒルズ(Beverly Hills)にあるホテルでトランプ氏と会った際、キスをされたり体を触られたりしたと主張している。
ザーボスさんはトランプ氏の大統領就任3日前に当たる今年1月17日に提訴していた。
この訴状では、トランプ氏がザーボスさんに関する
「虚偽の陳述」
によって、ザーボスさんを「侮辱し中傷した」としている。
トランプ陣営に対して裁判所から
証拠提出命令
が出されていたが、トランプ氏は私に言えるのは
完全なフェイク(偽)ニュース
だということだけだと主張。
フェイクのでっち上げで、卑劣なことだが、政治の世界ではこうしたことが起こると意に介さず、証拠提出命令を無視していた。
トランプ氏の外部弁護士である
マーク・カソウィッツ氏
は、合衆国憲法の条項に触れたうえ、州は「大統領に対してどんな影響をも及ぼすことができない」と主張した。
また、大統領の職務と大統領個人を切り離すことはできず、大統領を裁判所での審理や実際の公判に出席させることはできないと続けた。
さらに、大統領は
行政機関のトップを務める個人
であり、毎日24時間、業務可能な状態であるべきだと述べた。
ひとこと
劇場型の人物が大統領に就任できたことが大きな禍なのかもしれない。
こうした不適切な人物の問題がやがて弾劾裁判の開始になる可能性が高くなっている。
弾劾裁判になる前に退陣すれば尻尾を振る日本の政治家は当然ながら、「やりすぎ」のおもてなしなど醜聞も多く、次期大統領によっては淘汰される可能性があるだろう。
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