アサド政権側の外国人義勇兵の戦死者はアフガニスタン人だけで2000人以上
アフガン義勇兵部隊「ファテミユン・アフガン旅団」の
ゾヘア・モジャヘド氏
は6日付の改革派日刊紙シャルグ(Shargh)に掲載されたインタビューでシリア内戦に
バッシャール・アサド政権側
に立って参戦したアフガニスタン人2000人以上が死亡したことを明らかにした。
なお、同旅団はシリアで5年間戦闘を続けてきた。
モジャヘド氏は「イスラム教のためにこの旅団の2000人以上が殉教し、8000人が負傷した」と語った。
イランがシリアとイラクで作戦行動を取る部隊の人数や戦死者を公表するのはまれで退役軍人組織が昨年3月、義勇兵の死者は2100人と公表していた。
ただ、このうち外国人戦闘員の人数は明らかにしていなかった。
イランはシリアやイラクでの戦闘に職業軍人を派遣していることを否定している。
軍事顧問とイラン、アフガニスタン、パキスタンから集まった義勇兵で構成された部隊しか派遣していないと主張していた。
アフガンのイスラム教シーア派(Shiite)の義勇兵で構成されているファテミユン旅団はイランがシリアとイラクに派遣した最大の部隊とされている。
なお、通常旅団は、1,500名から6,000名程度の兵員によって構成される部隊のこと。
イランはこれまでアフガンで旧支配勢力タリバン(Taliban)と戦うアフガン政府軍を支援してきた。
このほか、1980~88年のイラン・イラク戦争では当時のサダム・フセイン政権との戦いに義勇兵を動員した。
モジャヘド氏によると、1980年代にイラクでは約3000人のアフガン人が戦死した。
なお、イラン政府はこうしたシリアやイラクでの戦闘で「殉教」した外国人義勇兵の遺族にイラン市民権を与えている。
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