2018年に中国の天然ガスの輸入量が日本を超える予想
中国政府は大気汚染対策を強化しており、その取り組みの一環として家庭や工場の石炭の代わりに天然ガスを燃料として使う
「煤改気」プロジェクト
を昨年から始めた天然ガスの輸入量が急激に増加したことが背景だ。
エネルギー関連のアナリストは2018年に中国の輸入量が日本を超えるだろうと指摘している。
中国は液化天然ガスを主にオーストラリア、カタール、マレーシアから、パイプ輸送の天然ガスを主に中央アジアとミャンマーから輸入している。
このほか、中国とロシアをつなぐパイプラインの建設も進んでいる。
ただ、長期継続契約によって液化天然ガスを輸入する国と異なり、中国は
冬季の需要拡大の時期
に現物取引をする結果、アジアの液化天然ガスの現物市場は昨年6月から価格が倍になった。
これは2014年11月以降の最高を記録しているが、市場には時期による揺らぎが顕著であり変動が大きく迷惑な話でもある。
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