サウジアラムコ株の5%(約226兆円)を売却
サウジアラビアの国営石油会社
サウジアラムコ
は、世界最大規模となる
新規株式公開(IPO)の幹事
に米ゴールドマン・サックス・グループとシティグループを起用する方針であると、この事情に詳しい関係者がメディアの取材で明らかにした。
なお、この情報は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べた。
アドバイザーを務めてきたJPモルガン・チェースとHSBCホールディングス、モルガン・スタンレーもグローバルコーディネーターに指名される見込み。
起用される銀行はさらに増える可能性もある。
なお、早ければ来週にも最終的な顔ぶれが決まる公算という。
アラムコは先月、IPOのコーディネーターと事務幹事の業務を希望する銀行に売り込み活動を促したことが内部情報として市場に流れている。
サウジ政府はアラムコ株の最大5%を売却する目論見と見られる。
政府の評価によれば同社のバリュエーションは
2兆ドル(約226兆円)
で、史上最大規模のIPOとなり得る。
そのため、安定的な株主を構成するために買い手を見つけて割り当てる必要がある。
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