愚か者を道化が囲んでいるとはネ?
米国大統領
ドナルド・トランプ氏
が率いる政権を離れるのでないかとの観測が広がっている
コーン国家経済会議(NEC)委員長
は、記者会見でいつまで政権に残るつもりかと問われたものの
「今日はここにいる」
と回答したに止まり、その数分後に、来週もホワイトハウスにいるだろうと付け加え、長期にわたって現職にとどまるとの確証を与えなかった。
5日に発売されたマイケル・ウルフ氏の暴露本
「炎と怒り」
では、トランプ大統領には
知性と集中力が欠落
しているとコーン氏がこぼしていたと記された。
なお、同書によると、コーン氏はトランプ氏を
「救いようのないばか」
と見なしているという。
また、「ゲーリー・コーン氏の考えを表す」と主張する電子メールも公表している。
ホワイトハウス周辺で回覧されたという同メールには、「状況は想像以上にひどい。愚か者を道化が囲んでいる。トランプは何も読まない。たった1ページのメモだろうが、短い政策文書であろうが、一切目を通さない。各国のリーダーとの会談でも、退屈がゆえに途中で離席する。側近らも同様にお粗末だ」と記されたという。
コーン氏は5日、この電子メールについて
トランプ大統領
ないしホワイトハウスでの職務に対する
自身の心情
を反映するものでないことを明らかにしたうえ、「ゲーリー・コーンは5語以上の電子メールを書いたことはないと言っていい」と語った。
また、今週末にトランプ大統領がキャンプ・デービッドで開く会合に出席し、インフラ計画と福祉制度見直しに関する戦略を話し合うと話した。
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