追加利上げ の実施まで間を置くべき
米国フィラデルフィア地区連銀の
ハーカー総裁
は5日、フィラデルフィアで開かれている米経済学会(AEA)年次総会で講演で
インフレ率
が引き続き低水準にあることを理由に
逆イールドカーブ(利回り曲線)
を招くのを避けるため、米国の金融当局として
追加利上げ
の実施まで間を置くべきだとの考えを示した。
また、ハーカー総裁は、2018年の利上げ回数を2回と予想し、ハト派的な見通しを示した。
総裁は記者団に対し、「追加利上げを行うとしても、私はゆっくりとした着実なものを望む」と指摘したうえ、「現時点では、イールドカーブの逆転を引き起こすようなことは一切すべきでないと考える」と語った。
なお、米金融当局者が昨年12月に示した四半期予測では、18年の利上げ回数予想は中間値で3回とされていた。
« 社会環境の悪さ | トップページ | 「マザーズ」と「ジャスダック」を統合する方向で検討 »
「要人発言」カテゴリの記事
- OPEC内でに信頼性を低下させる目論見(2018.07.02)
- 日本において興味深い投資機会を見いだしている(2018.06.06)
- 景気後退の前兆、「逆イールド]は想定していない。(2018.04.18)
- インフレ率急伸しない限り「緩やかな利上げ」軌道を維持(2018.04.17)
- 今年3、4の利上げを見込む。(2018.04.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント