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2018年1月 1日 (月)

瀬戸際の外交の成果という装い

  

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は12月29日、独裁者
   金正恩
の先軍政治や米国との対立軸を作りだし瀬戸際の外交の成果という装い出来事などを活用した視点を変えれば自虐的ともいえる内容で自画自賛するため
   2017年の核・ミサイル開発
を総括する備忘録を作成して配信してみせた。

 過去1年の間に行った核実験とミサイル発射実験の意義にそれぞれ言及したうえ「われわれにいかなる変化も望むな。そして強大な朝鮮の実体は永遠に骨抜きにすることも、抹殺することもできない」と宣言した。

 なお、対話によっても核武装を放棄する考えはないことを鮮明にしており、平和的な取り組みはしないという方向を示した。

 これは対話する時間を与えることがこれまでの愚策ともいうべき協議であったことを晒した格好であり、核爆弾や生物・化学兵器などABC兵器を搭載した大陸間弾道ミサイルの脅威が増すだけのものでしかない。

 北朝鮮が技術やデータの蓄積が十分なレベルに達し核実験やミサイル発射実験をする必要がない段階となれば、一方的に核・ミサイル実験の停止を宣言する腹だろう。

 そこで北朝鮮は核武装した兵器等の武力を背景として初めて対話に乗り出し、国際社会に恫喝を用いて
   制裁解除を迫る
ものと考えるのが普通だが、この選択を喜ぶのは愚かである。

 核兵器の数は増え続けることを意味しており、脅威は膨らむばかりになる。

 また、北朝鮮以外の国も核兵器等の技術やデータ、製品などが外貨稼ぎのために売り渡されるリスクは常に付きまとい世界の秩序が混乱し混沌として来るだけだ。

 

 中国やロシアの支援があれば、制裁解除を勝ち取ることは北朝鮮にとっては夢ではなくなるだろうとの期待感もある。

 ただ、ロシアや中国国内に居住する少数民族の鮮族が民族統一を画策して動揺する事態も生じかねない。

 

 北朝鮮の思惑通りに中国やロシアが動かない場合にも北朝鮮の金正恩が躊躇なく核兵器を両国に打ち込む可能性も出てくるだろう。

 また、韓国を米国の傀儡と主張する北朝鮮は親族や反体制派の多くを処刑、あるいは強制収容所に送り込んでいることからも容赦しない過激な対応に出てくる可能性は捨てきれない。

 金正恩党委員長は11月29日、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型の発射実験を現地指導したうえ「今日ついに国家核戦力完成の歴史的大業、ロケット強国偉業が実現されたと誇り高く宣布した」という。

 この「完成」の意味が気になるところだが、北朝鮮の弾道ミサイルは、飛距離は一応計画を達成したとしても、核弾頭を大気圏に再突入させる技術については課題を残したままだ。

 また、核を搭載する弾道ミサイル潜水艦も建造中だとの情報がある。

 北朝鮮は最貧国のひとつでもあり、核兵器抜きでは話にならない軍事力のレベルにある。

 部品の加工技術の精度が悪く、金属製品の品質も一定していないことなどもあり、必要な部品を海外から調達しようにも経済制裁による外貨不足から部品の輸入がままならず動かない戦闘機や車両が大部分とも言われている。

 そのため、安価で威力があるABC兵器の開発を最優先しているのは明らかだ。

 ただ、北朝鮮で最も飢えているのは軍隊で強盗や略奪などが繰り返され、国境を挟んだ中国側でももっとも警戒している対象だ。

 また、性虐待の横行など軍紀も乱れきっており、正面から韓国に対峙して戦争の砲火を開く状況にはないのが現実だろう。

 石油等の戦略物資の輸入制限に対抗するため北朝鮮が2015年8月頃から備蓄に力を入れただろうが、そろそろ備蓄も底をつき息切れする時期に来ているとの見方がある。

 

 そのため、金正恩氏は今年、早期に制裁解除に向けた外交戦にシフトさせなければ自壊し、暗殺の憂き目に遭遇する可能性がより高まるとも考えられるため、早い時期からミサイル発射や核実験などの動きを加速させる可能性が高い。

 そうした状況から中国が米国との共同作戦が行われる可能性もあるが、米韓合同軍が北朝鮮を攻撃して砲撃部隊を殲滅しても、ソウルにはある程度の砲弾の雨が降ることになる。

  

 中国軍が10万人程度国境付近に展開しているともいわれているが、開戦後に国境を突破することが出きるかどうかは未知数だ。

 江沢民派の勢力は軍隊に及んでおり、米国側から中国に情報を流せば、情報が漏れて北朝鮮がソウルを砲撃してくる可能性もある。
 そうした場合、砲口をほぼ沈黙させるには1時間程度は必要になるだろう。

 ただ、中国国内に北朝鮮への派兵を反対する動きが出てくれば、北朝鮮の秩序を回復する思惑は実現できなくなり、北朝鮮の各軍区の勢力争いが激化し内戦状態に陥る可能性が高い。

 北朝鮮が内戦になれば、避難民が周辺国に溢れだしていくことになり中国やロシア、韓国は数百万単位の武装した平氏を含む難民が押し寄せ地域の不安定化が高まることになる。

 こうした事態が冬季に起これば、荒れた日本海を生きてわたる難民は少ないが漂流物等で日本も負担費用が増すことになりかねない。

 
  
 

 そうした状況から中国が米国との共同作戦が行われる可能性もあるが、米韓合同軍が北朝鮮を攻撃して砲撃部隊を殲滅しても、ソウルにはある程度の砲弾の雨が降ることになる。

 中国軍が10万人程度国境付近に展開しているともいわれているが、開戦後に国境を突破することが出きるかどうかは未知数だ。

 江沢民派の勢力は軍隊に及んでおり、米国側から中国に情報を流せば、情報が漏れて北朝鮮がソウルを砲撃してくる可能性もある。
 そうした場合、砲口をほぼ沈黙させるには1時間程度は必要になるだろう。

 ただ、中国国内に北朝鮮への派兵を反対する動きが出てくれば、北朝鮮の秩序を回復する思惑は実現できなくなり、北朝鮮の各軍区の勢力争いが激化し内戦状態に陥る可能性が高い。

 北朝鮮が内戦になれば、避難民が周辺国に溢れだしていくことになり中国やロシア、韓国は数百万単位の武装した平氏を含む難民が押し寄せ地域の不安定化が高まることになる。

 こうした事態が冬季に起これば、荒れた日本海を生きてわたる難民は少ないが漂流物等で日本も負担費用が増すことになりかねない。


   

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