米国債の先行きを巡る大論争
米国10年債利回りが14年初め以来の水準である3%に近づく中、米国債の先行きを巡る大論争が市場で起きている。
米国の投資会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のグローバルクレジット担当最高投資責任者(CIO)
マーク・キーセル氏
は米国債入札で供給があふれる中、上昇してきた利回りに注目しているとブルームバーグテレビジョンとのインタビューで指摘した。
インフレは抑制され、それが金利リスクを落ちつかせるため、米国債投資を開始するのに魅力的とみているとのこと。
なお、「われわれは長期にわたり金利リスクをアンダーウエートとしていたが、今はもっと中立になっている」と述べ
米国債投資
のエクスポージャーを増やす時期とみていると述べた。
アセットマネジメントOneのファンドマネジャー
竹井章氏
は1月末から2月初めにかけて長めを売って一部デュレーションを短くしつつ、中期債を買い入れているとメディアの取材で述べた。
なお、これまではずっと、超長期債一本釣りみたい感じだったが、そこが大きく変わった指摘した。
イールドカーブのフラット化ということをずっと、ここ何年間も言い続けてきた。
だいぶフラット化する中で終盤を迎えつつあり、これから数カ月のところで大きな転換点を迎えるだろうなという意識でみているとも話した。
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