閉会式に金英哲統一戦線部長 が出席

　

　韓国政府は22日、今週末に行われる
　　　平昌冬季五輪
の閉会式に朝鮮労働党の幹部で韓国との関係を統括する
　　　金英哲統一戦線部長
が出席すると明らかにした。

　

　韓国統一省の声明によると、金氏は8人の代表団を率いて23日に韓国を訪れる。
　25日まで滞在する予定。

　韓国メディアの聯合ニュースが韓国大統領府（青瓦台）の話として伝えたところによると、文在寅大統領は金氏率いる代表団と面会する予定。

　一方、米国ホワイトハウスは、大統領
　　　ドナルド・トランプ氏
が長女イヴァンカ・トランプ大統領補佐官に
　　　「高級代表団」
を率いて平昌を訪問するよう要請したと明らかにしている。

　ただ、トランプ政権の高官はイヴァンカ氏と北朝鮮側が合う予定は一切ないとしている。

　

　平昌五輪の開会式では金正恩朝鮮労働党委員長の妹
　　　金与正党中央委員会第1副部長
がマイク・ペンス米副大統領から数席離れた場所に座っていた。
　ただ、2人が言葉を交わすことはなかった。

　また、米国務省の報道官によるとペンス氏と北朝鮮当局者が韓国で開会式の翌日に会談する予定だった。

　ただ、ペンス氏が北朝鮮を「残忍な政権」と批判したことに北朝鮮側が反発し、直前で取りやめとなっていた。