8期連続のプラス成長
日本の財務省が1日発表した
法人企業統計
では、昨年10-12月期の実質国内総生産(GDP、改定値)は、設備投資や個人消費の増加により1989年1-3月期以来28年ぶりに
8期連続のプラス成長
を記録した。
GDP改定値に反映されるソフトウエアを除く設備投資が
前年同期比+4.7%
と市場予想を大きく上回った。
公共投資は前期比0.2%減と速報値(0.5%減)から上方修正した。
民間在庫の寄与度はプラス0.1ポイントと速報値(マイナス0.1ポイント)から上方修正した。
貿易収支の赤字幅縮小と
第1次所得収支
の黒字幅拡大が、経常収支の黒字幅拡大に寄与したという。
第1次所得収支は1月として過去最高、直接投資収益の黒字幅が拡大した。
訪日外国人旅行者数、旅行収支ともに1月として過去最大だった。
内閣府が8日発表した。1月の経常収支の黒字幅は3カ月ぶりに拡大した。
日本経済は輸出主導の景気回復を続けてきたが、1月の鉱工業生産指数は前月比で4カ月ぶり低下となった。
野村証券のシニアエコノミスト
桑原真樹氏
はメディアとの取材で、設備投資と在庫が上方修正の主因と分析した。
1-3月期は悪天候により個人消費が下押しされるものの、基調は「拡大継続」とみているという。
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