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2018年4月 2日 (月)

南北間の激しい体制争い

 
 
 韓国・聯合ニュースは、北朝鮮が、韓国との連邦制統一を経て
   中立国を創設
するという提案をソ連を介して米国に密かに伝えていたことが
   機密解除
された1987年の外交文書で明らかになったと報道した。

 これは韓国外交部が30日、30年以上が経過した外交文書1420冊を国民に公開したなかにあったという。

 87年12月9日にソ連の
   ゴルバチョフ書記長
が北朝鮮の依頼を受けて米大統領
   レーガン氏
に渡した文書には、南北それぞれ10万人未満の兵力維持および核兵器を含めたあらゆる
   外国軍隊の撤退
   南北が署名する不可侵宣言
や南北が第三国と締結した民族の団結に反するあらゆる協定・条約の破棄、南北で構成された
   連邦共和国の創設
および共和国が中立国・緩衝地帯であることを宣言する憲法採択などの提案が盛り込まれていたという。

 また、公開された外交文書について、東西冷戦が終結に差し掛かっていた当時の
   南北間の激しい体制争い
と葛藤の断面も見ることができると指摘した。
 
 
 文書には、88年ソウル五輪を控えた米国の北朝鮮外交官との接触指針緩和の履行が
   北朝鮮工作員
による大韓航空機爆破事件を受けて撤回された経緯や、当時の北朝鮮外相で現在は最高人民会議(国会に相当)常任委員長を務める
   金永南(キム・ヨンナム)氏
がウガンダに五輪ボイコットを勧めていたことなども記されていた。
 
 北朝鮮が83年に日本の土木技術者を招いて地下トンネルに関する諮問を受けていたことも確認されたという。

 なお、公開された外交文書の原文はソウルの外交史料館で閲覧可能という。 
      

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