米朝首脳会談に向けたトランプ政権の準備を「情報機関」が主導
米中央情報局(CIA)の
ポンペオ長官
が訪朝し、朝鮮労働党委員長
金正恩
と極秘会談していたことが明らかにされた。
6月初旬までに行われる
米朝首脳会談
に向けたトランプ政権の準備を
情報機関が主導
する動きが鮮明になった。
ポンペオ氏は訪朝前の3月中旬に次期国務長官への指名を受けた。
これまで対北朝鮮強硬派とみられてきたが、今月12日に米国議会
上院外交委員会
で行われた指名承認の公聴会では
「北朝鮮の体制転換を主張することはない」
と穏健な発言に転向し、こうした方針を金委員長にも直接伝達したとみられている。
また、公聴会では「米国政府は、トランプ氏と北朝鮮の指導者が対話するための条件を適切に設定できると楽観している」と述べたうえ、首脳会談実現に自信を示していた。
公聴会直前の金委員長との面会で何らかの成果を得た可能性もある。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)では、トランプ大統領が3月に米朝首脳会談を受け入れて以降、ホワイトハウスは北朝鮮との接触で外交チャンネルよりも情報機関のチャンネルを使ってきたと指摘している。
米国と北朝鮮の情報機関当局者同士による水面下での接触がポンペオ氏訪朝につながったもよう。
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