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2018年6月 5日 (火)

ベトナム政府は米海軍の「航行の自由作戦」を支持

 

 米国太平洋軍所属の艦船アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦
   「ヒギンズ(USS Higgins、DDG-76)」
とタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦
   「アンティータム(USS Antietam、CG-54)」
が5月27日に南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)の一部の島から12海里(約22km)内を航行した。

 

 ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は5月31日に開かれた記者会見で、ホアンサ諸島およびチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)の領有権はベトナムにあると改めて主張した。

 関係国に対して国連海洋法条約(UNCLOS)をはじめとする国際法に従い、海上における
   航行の自由
の権利を尊重し、責任を持って南シナ海における治安維持に寄与するよう求めた。

 今回の「航行の自由作戦」では、米海軍艦船が、ホアンサ諸島のカイ島(英名:ツリー島、中国名:趙述島)およびリンコン島(英名:リンカーン島、中国名:東島)、チートン島(英名:トリトン島、中国名:中建島)、フーラム島(英名:ウッディー島、中国名:永興島)から12海里(約22km)内を航行した。

 この「航行の自由作戦」の1週間前には、中国がフーラム島で空軍の
   戦略爆撃機「H6K」
の離着陸訓練を初めて行い軍事力の強化を示した。

 さらに、5月上旬にも中国はチュオンサ諸島に造成した
   人工島にミサイルを配備
しており、ベトナム外務省はいずれもベトナムの領有権を侵害する行為として強く抗議した。

 そもそも、ホアンサ諸島は、かつてベトナムが領有していたもので、1974年の
   ホアンサ海戦
で中国人民解放軍がベトナム軍を攻撃し、中国の実行支配下に入った。

 当然、ベトナムと中国は、同諸島を含む南シナ海の領有権をめぐって対立を深めており、中国によるベトナム漁船の攻撃などが相次いでいる。

 
     

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