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2018年6月21日 (木)

思惑錯綜といったところ

  韓国統一部の
   白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官
は20日の定例会見で、北朝鮮の
   金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)
の中国訪問について、北朝鮮メディアが金委員長の帰国前に報じたことに対し
   「前例がない」
と述べた。

 また、金委員長に同行した随行団について
   朴奉珠(パク・ボンジュ)首相
   努光鉄(ノ・グァンチョル)人民武力相(国防相に相当)
が含まれるなど、規模が拡大されたことを伝えた。

 金委員長の訪中に対しては、4月27日の南北首脳会談で署名された
   板門店宣言
で南と北は
   朝鮮半島非核化
のための国際社会の支持と協力のために積極的に努力していくことで合意したと述べ、訪中はそのような国際協力の一環だと考えると評価した。

 

 北朝鮮の朝鮮中央通信は20日午前、金委員長が中国を訪れて習近平国家主席と会談したと報じた。
 金委員長は19日から1泊2日の日程で訪中した。

 
  
 

ひとこと

 本来であれば、シンガポールからの帰途に立ち寄ってお礼を言うのが筋だろうが、一旦帰国したのち今後の方針や中国の出方を検討して、体制を組んでの訪問と見られる。

 なお、中国の影響力の低下は必死であり、そのカモフラージュのためか訪問からの動静に関する報道もこれまでの例がない様に早く行われている。

 北朝鮮国内における軍部の紀律は緩み犯罪集団と化している情報が多く聞かれており、体制崩壊が近い状況でもある。
 中国政府のバックアップをカードにして、米国にすり寄る動きが強まる可能性がある。

 ただ、貿易摩擦が強まっており、中国としても北朝鮮カードを使って米国内のトランプ政権の支持基盤が緩む動きを阻止するための核廃棄計画の加速化への介入で存在感を増したい意向も見え隠れしている。

 
      

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