« 共同声明を履行するための措置と持ちあげ | トップページ | 内政介入が露骨 »

2018年7月12日 (木)

北朝鮮の非核化について懐疑論が台頭

 
 米国大統領の
   ドナルド・トランプ氏
が率いる政権が推し進めている
   米中貿易戦争
   米朝非核化交渉
が同時に進行しているかな、中国と北韓の関係改善の動きが活発化している。
 
 
 北京の外交消息筋がメディアの取材を受けて11日に明らかにした情報では、中国の
   張承剛駐朝大使
が北朝鮮外務省のキム・ミョンチョル条約局長、イ・キルホ領事局長と会談し、経済協力拡大について協議したという。
 
 
 また、金正恩国務委員長の訪中直後の先月22日に中国の長春で開催された
   東北アジア産業博覧会
に北朝鮮の国営企業が参加するなど、国連安保理事会で決議された北朝鮮への経済制裁が骨抜きの様相を示し、中朝間では経済協力拡大に向けた動きが加速化している。
 
 
 最近、中国側と北朝鮮政府が接触し国連安保理の対北朝鮮制裁の緩和を強く要請したとの情報が伝えられている。
 
 
 中国では、ロシアと協力して北朝鮮に対する制裁の緩和や経済支援を進めるべきだとする意見の拡大が見られる。
 
 中朝間の経済協力が進めた場合、中国の北朝鮮への影響力が増し、米朝首脳会談で合意した非核化の履行に支障が出る可能性が高まる。
 
 
 金正恩国務委員長は先月19~20日に北京を訪問、習近平国家主席と会談した後、非核化に関連し米朝間での不協和音が聞かれるようになった。
 
 
 トランプ政権の経済政策におけるシナリオの荒さから生じたともいえるこうした北朝鮮の戦略てきな動きは、米中の貿易戦争とも重なり、中国は貿易問題をめぐる米国との交渉で
   北朝鮮の非核化
を交渉カードとして活用しているとする「中国背後説」が強く意識されるようになっている。
 
  
 米国は11日に2000億ドル相当の中国産輸入品について、追加関税を賦課する方針を発表した。
 貿易戦争では米国による牽制球が先行して守備に回った状態の中国が、米朝間の非核化の動きに影響力を行使したうえ、非核化の進展を妨げ、秋に予定されている米国の中間選挙を控えたトランプ政権に対する圧力を確保して行く戦術もあるとの指摘がある。
 
 
 米国内では軍事専門家を中心に北朝鮮の非核化について懐疑論も台頭し、中国の影響力の増強に伴い米朝の交渉が順調に進まない場合、トランプ政権としては大きな打撃を受ける可能性があある。
 
 欧州との関係も悪化を辿っており、トランプ政権の交渉力が一方的な手法を繰り返すだけで、ブロック経済化が進展すれば、大きく力が殺がれかねない状況にある。
 
 特に移民政策をはじめ、製造業の国内回帰戦略は世界展開している企業の体力を消耗しかねないこともあり、資本と人材の流出が加速しかねない状況となっている。
 
 
    

« 共同声明を履行するための措置と持ちあげ | トップページ | 内政介入が露骨 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2283256/73843946

この記事へのトラックバック一覧です: 北朝鮮の非核化について懐疑論が台頭:

« 共同声明を履行するための措置と持ちあげ | トップページ | 内政介入が露骨 »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ