« 新興国通貨のリスク | トップページ | 極右派の陰謀論者    主要ソーシャルメディア数社 アレックス・ジョーンズ氏 によるサービスの利用を制限または禁止 »

2018年8月19日 (日)

ここまでの「法螺吹き」はなかなかいない。

 
 
 終戦記念日に際して中国政府系メディアの新華社は中国共産党は
   抗日戦争
において「中流の砥柱だった」とする文章を発表した。

 中国大陸に置ける全民族が統一戦線を結成したからこそ勝利を得たということを史実がはっきりと表していると主張した。
  
 
 これは、中国共産党が指導した「人民戦争」が、抗日戦争において、苦しい状況に立たされても毅然として節義を守り続けるという
   中流の砥柱
であることができた根本的な理由でもあるという上海市の
   淞滬抗戦記念館館長
の唐磊(タン・レイ)氏の話を紹介した。

 また、遼寧省瀋陽市の「九・一八歴史博物館」館長
   範麗紅(ファン・リーホン)氏
が満州事変発生後、「東北の人民は反抗を止めることなく、東北抗日聯軍の官兵が抗日武装において中流の砥柱となった。概算の統計によれば、1931年から45年の8月15日に日本が投降するまで東北抗日聯軍は18万人余りの敵を消したというと語ったことを伝えた。
 
 
  
ひとこと
 
 なお、共産党の記事らしく、情報操作が行われ、この報道が蒋介石を首班とする国民党の国民革命軍による抗日戦争に対する役割については全く触れていないことにも注目に値する。
 
 そもそも、満州地域での戦闘は散発的であり、最強の関東軍が対応しており、「東北抗日聯軍は18万人余りの敵を消した」根拠など全くない。
 
 辛亥革命以降、各地に軍閥が出来ており、相互に権力をつかむための戦闘が繰り返されている。
 
 満州はほとんど人が住まない台地であり、日本が入植するまでは大部分が満州人であった。
 その後、飢餓に苦しんだ漢民族の多くが移住してきたものだ。
 
 中国共産党は長征時代には1万人を割り込む将兵しかいない。
 日本の上海派遣軍との戦闘では国民革命軍は壊滅状態に陥ており、南京から拠点を重慶に移したのも史実として知られたこと。
 
   

« 新興国通貨のリスク | トップページ | 極右派の陰謀論者    主要ソーシャルメディア数社 アレックス・ジョーンズ氏 によるサービスの利用を制限または禁止 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2283256/74048365

この記事へのトラックバック一覧です: ここまでの「法螺吹き」はなかなかいない。:

« 新興国通貨のリスク | トップページ | 極右派の陰謀論者    主要ソーシャルメディア数社 アレックス・ジョーンズ氏 によるサービスの利用を制限または禁止 »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ