« 現時点でイールドカーブにチャレンジする理由はない | トップページ | 経済条件を餌に外交樹立か? »

2018年8月28日 (火)

中国支配に組み込まれる世界保健機構

 
 中国衛生当局は、7月中旬吉林省長春市で開催された
   「第9回全国臓器提供および移植フォーラム」
において、近年中国国民による臓器提供の増加で
   中国の臓器移植事業
が大きく発展したと述べた。
 
 AP通信は同年8月29日、1人のカナダ人患者が中国で15万ドルを支払い、腎臓移植手術を受けたと報道した。患者は手術まで3日間待つ程度だったという。
 
 
 中国衛生部(厚生労働省に相当)元副部長
   黄潔夫氏
は過去、中国での臓器移植の6割以上が死刑囚からの臓器を利用したと発言した。
 また、2015年以降も、死刑囚の臓器の使用をほのめかしたことがある。

 「中国移植の権威」と呼ばれる黄潔夫氏は、世界保健機構にも太いパイプを持つ。
  
 
 2018年7月、国連組織である
   世界保健機関(WHO)
で、専門家や医師からなる「臓器と人体組織の提供と移植に関する作業部会」30人のメンバーに、中国移植医・黄潔夫氏がWHOの推薦により選ばれた。

 
 中国共産党機関紙「人民日報」の国際版「環球時報」の7月4日付によると、2018年7月にスペインで開かれた国際移植会議において、WHO臓器移植プロジェクト代表の
   ホセ・ヌニェス氏
は「疑われた臓器狩りはでっち上げだということが医師の立場から証明された」と主張した。
 
 また、WHOマーガレット・チャン総裁は、2016年10月に北京の人民大会堂で開かれた「中国国際臓器移植・提供会議」に送ったメッセージで、中国の臓器移植技術の発展は「中国モデル」として他国の模範になるとして支持を示した。

 このチャン総裁が言及した「中国モデル」について、中国当局は世界規模に展開している大規模経済圏構想「一帯一路」の関係国にも伝えていく構えをみせている。

 

 

« 現時点でイールドカーブにチャレンジする理由はない | トップページ | 経済条件を餌に外交樹立か? »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2283256/74112902

この記事へのトラックバック一覧です: 中国支配に組み込まれる世界保健機構:

« 現時点でイールドカーブにチャレンジする理由はない | トップページ | 経済条件を餌に外交樹立か? »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ