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2018年10月 4日 (木)

臭いものが溢れ出る?

 
 中国江西省南昌市にある
   南昌大学
の構内とその周辺で9月29日夕方から、強烈な悪臭が漂った。
 
 2017年に山東省の済南大学でも
   汚物処理槽
が爆発し、強烈な悪臭を発しながら汚水が構内を流れる事故が起きており、インターネットには「南昌大学でも肥溜め爆発」との情報があふれた。
 
 
 SNSには「私はもうだめだ。臭くて死んでしまう」「学校全体が臭くてたまらない」「南昌大学の肥溜めが爆発」「いや南昌大学の隣にある肥溜めだ」「本当に臭くて目まいがする」などの書き込みが溢れた。
 
 
 中国メディアの新京報は、南昌大学の学生会が同日午後9時ごろ、大学側がすべての汚水槽や下水を確認したが、管がつまったり爆発している現象は存在しなかったことや、具体的な原因は調査中と発表したことを明らかにした。
 大学側も午後10時過ぎにSNSを通じて、構内で汚水槽の爆発などは発生していないことを確認したとして、インターネットユーザーに「(肥溜め爆発の)デマを信じないでほしい。広めないでほしい」と主張した。

 
 中国では2017年6月に、山東省にある西南大学で
   汚物処理槽
から内容物が噴出して構内の一部通路を覆った事故があったため、
   「大学内で肥溜め爆発」
として大いに注目された記憶が残っており、「南昌大学で肥溜め爆発」との噂が広がったとも考えられる。
 なお、中国ではこれまでも、バキュームカーが積荷の汚物を爆発的に噴出させる事故も、何度か報じられている。
   


 南昌大学の近くにある
   江西科技師範大学
へも爆発で生じた悪臭が押し寄せたことで、SNSには「われわれの技師範大学がやられた大きな理由は風下にあるということだ」「科技師範大学よ。子どもを救ってくれと表明してくれ」などの投稿も見られた。
 
 中国の大学生は大学内の寮に住むことが一般的で、南昌大学や江西科技師範大学の寮では多くの学生が部屋に蟄居したという。
 
 ただ、「科技師範大学は最も静かな夜を迎えた。球技場の歓声もない。歌声もない。安静で平和。何かを訴える声や争う声も聞こえない」と、自分や周囲の状況を自虐的に紹介した投稿も見られた。
 
 
 その後、東方網など中国メディアは、悪臭の原因は南昌大学に隣接して通っている高速道路上で
   「運糞車(ユンフェンチャ―)」
が積荷を大量に落としたためと報じた。
 
 ただ、積荷が人糞であるか家畜の糞であるかは不明だ。
 
 報じられた写真を見ると、汚物は相当に広い範囲に散乱している状況で、袋に詰められていたというが、袋が破裂したらしく、道路一面に広がっている場所もあった。
 
 
 なお、南昌市当局は汚物の撤去のため清掃作業員20人と散水車6台などを現場に派遣した。
 
 汚物の量が膨大として、散水車は最終的に20台を手配した。
 
 異臭と刺激が強烈で目も開けていられない状態で、気分が悪くなる者もいたが、作業員らは懸命に汚物撤去を続け、翌9月30日午前4時ごろまでに全作業を終えたことも明らかにした。
 
 
   

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