カショギ殺害に関する責任や非難の矛先
トルコ情報機関は23日、サウジアラビアの著名ジャーナリスト
ジャマル・カショギ氏
が殺害された事件について、トルコを訪問中の米中央情報局(CIA)
ジーナ・ハスペル(Gina Haspel)長官
と会談し「すべての証拠」を共有したと政府系メディアが報じた。
カショギ氏はサウジ王室顧問から批判派に転じ、米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)に寄稿していた。
24日のトルコ日刊紙サバハ(Sabah)によると、トルコ国家情報機構(MIT)でハスペル長官に対する状況説明が行われ、サウジ総領事館や同領事の自宅から押収した映像や録音テープなどの証拠が共有されたという。
これに先立ち、トルコの
レジェプ・タイップ・エルドアン大統領
は23日の演説で、カショギ氏の殺害は
綿密に計画されたもの
であり、事件への関与者全員が刑罰を受けるべきだと非難した。
ただ、エルドアン大統領はこれまでのところ、カショギ殺害に関する責任や非難の矛先をサウジの
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子
に向けるまでに至っていない。
« 「暴力を宣伝する」中国革命劇の上演に抗議 | トップページ | カショギ氏の息子一家が米ワシントンに到着 »
「ニュース」カテゴリの記事
- 表現を訂正(2021.03.27)
- 情報が筒抜けでは話にもならない(2021.03.24)
- 杜撰なデータを欧米企業には認め、国産は締め付けるのか?(2021.03.22)
- 朝鮮半島南部は日本の固有の領土のひとつという歴史を隠蔽する韓国考古学(2021.03.22)
- 敵前逃亡の過去の所業から信頼性はなく、常に監視すべき対象だ(2021.03.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント