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2018年11月 6日 (火)

工作員の思うがまま?

 
 10月29日に開かれた韓国国会・外交統一委員会の
   国政監査
で、9月の南北首脳会談に際して起きた、ある出来事が明らかにされた。

 北朝鮮を訪問した韓国の
   文在寅大統領
の特別随行員として訪朝した韓国企業のトップらが、平壌の有名レストラン・玉流館で冷麺を食べていたところ、北朝鮮の対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の
   李善権(リ・ソングォン)委員長
がその場に現れ、「冷麺がのどを通るのか」と言ったという。


 この発言は李氏が平壌名物である冷麺の「のどごし」についてたずねたわけではなく、南北の経済協力がなかなか進まないのに、どうして悠長に冷麺なんか食べていられるのか、と皮肉を言ったということだ。
 
 そのとき李氏と同じテーブルに座っていたのは、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長、LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長ら、まさに世界的な大企業グループの総帥たちだ。

 この状況を国政監査でのやり取りを報じた韓国メディアの報道を見た限りでは、韓国側が怒りを表したり、反論したりしたわけではなかったようだ。
 
 この問題と関連して韓国メディアの朝鮮日報は「北朝鮮は常に高圧的だが、韓国側はいつも低姿勢を続けている」とする統一省OBのコメントを紹介している。

 北朝鮮の金正恩は幹部らが、いつ金正恩党委員長によって粛清されるかわからない環境の中で仕事をしていることを忘れないように、処刑したスッポン養殖工場支配人の動画をテレビで放映したり、人体が「ミンチ」にされてしまう残酷な処刑を見学させたりしているという。

 また、恐ろしいのは指導者だけではない。政敵のワナにかかれば、一族郎党が抹殺される危険もある。
 こうした環境の中でのし上がってきた北朝鮮の高官らは、自由社会の「一般人」とは違っている人種だ。
 
 特に相手側の首都という「アウェー」においてトラブルになれば、何が起きるかわからない状況にある。

 なお、金正恩氏は近いうちにソウルを訪問すると宣言しているが、彼らの一行が「アウェー」において「低姿勢」に転じることはない。

 韓国側が低姿勢なのは、親北朝鮮政策を進める権力者の
   文大統領
の思惑が背景にあり、猛獣のような北朝鮮をうまく手なずけるため我慢しているのだろうが、それは北朝鮮側もお見通しのこと。
 
 北朝鮮政府は北朝鮮の代理人となっている文政権を手なづけたうえ、北朝鮮の要求を強引に押し付けようとの工作が進んでいる。
  
 
    

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